ダートムーア茶園から車を走らせること約10分。
ジョーとキャサリンがオススメするティールーム『HILL HOUSE TEA ROOM』に到着しました。
車から降りるなり風と共に香る草花の良い香り。
お店の敷地内にはフラワーショップも併設されており、僕が訪れた時はバラが満開でした。
「ティールームの屋内で食べることもできるし、テラス席で食べることもできるけどどうする?」
とジョーに聞かれた僕は「テラスで!」と即答。
クリームティー(スコーンと紅茶のセットのこと)を注文して待っている間もジョーとキャサリンと楽しくおしゃべりをしていました。
紅茶のことや、ジョーたちが日本に来た時の話や、飼っている猫の話など。
ジョーたちは猫を2匹飼っていて名前がSake(酒) とSushi(寿司)。
まさかここで日本語を聞くとは思っていなかったので「美味しそうな名前だね。」というと「そうでしょ?」とニヤリと笑うキャサリンがまたおかしくって大笑いの僕とジョー。
「お待たせ~」とウェイトレスさんが持ってきたスコーンにビックリ!
で、デカッッッッッ!!!!!!!
このスコーンとクロテッドクリームとジャムの大きさに対してのこのプレートのアンバランスさ。
改めて今この写真を見ても面白い。なんだこりゃ。
プレートも「いや、ちょっとこれは想定外ですね。」と思っているに違いない。
クロテッドクリームしかプレートにまともに乗ってないもんね。
そしてポットに並々入ったクロテッドクリームとイチゴジャム。
「ここのクリームティーが絶品なの。ルキと来れて嬉しいわ。」
「英国のスコーンは大きいだろう?ロンドンや都会のスコーンは小さいけどね。」
「僕らはこの大きなスコーンをナイフを使って3等分にして食べるんだ。」
「クリームをたっぷりつけて、その上にジャムをたっぷりと乗せて食べるのよ。」
スコーンをナイフで割るのってマナー違反なんじゃないの?とか、スコーンは2等分に割るもんなんじゃないの?とかそんな野暮なことは聞かない、言わない。
ここでは、ジョーとキャサリンにとっては、それがスコーンの楽しみ方なんです。
郷に入っては郷に従え。それが誰かと一緒に何かを楽しむ上で大切なことなのではなかろうか。
とかなんとか考えながらジョーたちとクリームティーを楽しみました。
スコーンも大きいし、クリームもジャムもたっぷりだから紅茶も進む進む。
ゴクゴク飲んでティーポットの中はあっという間に空っぽに。
すごくすごく楽しくて素敵な時間を過ごすことが出来ました。
次は妻と一緒に行きたいなぁ。
つづく